兼 1年生(新入生セミナー)向けのページです。
卒業研究配属の様子を体感してもらうため,あえて同じ内容としています。
2024年度 卒業研究配属に関するお知らせ
本気で研究をしたい人へ
人工知能,ディープラーニング…まさに,画像研究 は今が旬です。
メーカーや他大学との共同研究も数多く行っています。
真剣に,素晴らしい研究をしましょう!
端的に言えば…
⇒「画像計測」という取り組みやすい研究テーマ
⇒独自技術を有して,応用が明確
⇒実際に社会に役立つ研究!
まじめに取り組めば素晴らしい成果を出せる
おまけに教員が優しい
ただし,研究に対しては厳格です
卒業研究テーマ
〈3次元画像計測に関する理論とその応用,機械学習に関する研究を行っています〉
・超高精度3次元計測を実現するための理論的研究
・防災応用としての土砂災害の予兆検知
・社会インフラの健全化判定(橋梁等のたわみ計測,コンクリート構造物のひび割れ検出)
・産業応用を目指した高機能画像計測技術の開発(移動ロボットの誘導)
・医療応用を目指した高機能画像計測技術の開発(内視鏡)
※上記はテーマ例です。配属された皆さんと相談しながら,具体的な研究内容を決めていきます。
研究テーマの詳細
画像を用いた超高精度3次元計測技術の理論的研究
どうして高精度計測を実現できるのか,さらに改善する方法は,応用も考慮して理論的研究を行います。世界的にみてもユニークな研究です。
防災への応用を目指した屋外遠距離での高精度3次元計測に関する研究
3次元計測技術を防災へ応用します。 具体的には,土砂災害等において,その予兆となる現象(例えば,がけ崩れの場合は,岩や擁壁や木々の動き)を計測します。精度が高いからこそ実現できることです。
社会インフラの健全度評価のための橋梁等の振動計測に関する研究
「3次元計測技術+動画像」により,対象の振動を計測できます。対象の振動の様子から,健全化を判定することを目指しています。
社会インフラの健全度評価として,具体的には,天竜川の橋梁の計測を行いました。
産業応用を目指した高機能画像計測技術の開発に関する研究
さまざまな産業分野へ,画像計測技術を応用していきます。私たちの技術は「リアルタイム+高精度」という特長を有します。
企業との共同研究を行っています。
これまでの発表例:2018 年電子情報通信学会総合大会での発表
研究の進め方
カメラとコンピュータを使って,実験・計測処理を行います。
実験では,ターゲットを撮影することが中心となります。全く危険なことはありません。
計測処理とは,プログラミングと実行を繰り返して,撮影した画像から座標を求めることです。皆さんのアイディアに期待しています。
基本的に大学院生とグループを組んで研究するので,一人で悩む必要はありません。
過去のプログラム等の資産が豊富にありますので,それらを活用してください。
プログラミング能力についても心配要りません。簡単に作成できる言語を使います。
皆さんへのメッセージ
大学院への進学も応援します。
大学院修士課程で研究を続けることで,研究時間を4倍にできます。なぜなら,概略として,B4で半年,大学院では+1.5年 研究に専念できるからです。
この結果,研究能力=問題解決能力(社会に出てから役立つ)を高めることができます。
また,皆さんが社会に出て困らないように,学会発表論文や卒業論文等を丁寧に添削します。
さらに,英語についてもいろいろとチャンスがあります。