以下,よくある質問をまとめておきます。参考にしてください。
Q : プログラミングができません。
A : 心配は全く不要です。最初はみんなそうです。これまでの20数年間,全くプログラミングができない人でも,数ヶ月で研究に使えるプログラムができるようになっています。
特に,簡単な言語であるLabVIEWを導入しており,なんと数週間でプログラムの実行と簡単な編集ができることが多いです。
さらに,Pythonも活用しています。Pythonは,近年では一番注目されている言語です。
就職において,プログラムができる(コンピュータを使える)ことは必須条件です! 是非,このチャンスにプログラミング技術をマスターしてください。
Q : AIについて学べますか?
A:当然,学べます!
AIの中でも機械学習,特に Deep Learning を研究に活用しています。
具体的には,「超解像,セグメンテーション,物体検出,その他」です。
とても詳しい先輩が何人もいるので,いろいろと教えてもらえると思います。
Q : 研究室に居るべき時間について。
A : 机とパソコンを用意しますので,毎日来てください。
時間はいわゆる「フレックス」です。但し,期限までにできないと「エンドレス」となります…。頑張りましょう!
Q : 研究室ゼミの時間は?
A : 研究室全体では,金曜日の午後(予備,火曜日夕方)です。
また,研究グループごとに適時行います。
事情がある場合には調整することがあります。
Q : 就職状況について
A : 電気電子工学科・コースの他の研究室と同様で,とても良好です。
最近は,自動車関連企業や医療系企業が多いようです。
なお,最近は画像研究が就職時に役に立つと言われるそうです。
Q : アルバイトをしてもいいですか?
A : 人それぞれ事情がありますので,薦めませんが自己裁量です。過去の例では,さすがに卒業間際になると,時間が無くなってきて難しくなることもあり ました。
Q : ルールがありますか?
どのグループにもルールがあります。次を挙げます。
- メールにはすぐに返信してください (「報告,連絡,相談」,いわゆる「ほうれんそう」です)。
- 期限を守ってください(「納期厳守」は社会人の最重要常識です)。
- 研究には真摯に取り組んでください (理由は言うまでもありませんね。何より,研究は楽しいです)。
- 「素直」「正直」であること (意外なルールと思うかもしれません。しかし,就職してから,先輩や上司から仕事を学ぶときに,「素直」であることは必須です。みなさんもクラブの後輩や下級生からタメ口をたかれると,教えてあげようとは思わないでしょう??)
- 学会等で研究発表してください(大学時代だけの“特権”です。就職すると,自由に研究して発表はできません)。
- 安全を確保してください(安全は何より大切です。具体的にケガをしないだけでなく,精神面も健全でありましょう)。
- 毎日,研究室に来てください。
Q : 研究室の雰囲気は?
A: 明るいと思います。是非,見学に来て確認してください。
Q : 実験設備は?
A: コンピュータだけでなく,研究に必要なものは充実しています。
Q : 研究につかう道具は?
A : 「コンピュータ,カメラ,ロボットなど」と,皆さん「頭脳」です。
Q : 研究はコンピュータばかりですか?
A : コンピュータに向かって作業することが多いです。しかし,身体を動かして実験することが必要です。 実験室内では,コンピュータ,カメラ,プロジェクタ,ロボット,その他を使って実験します。
さらに,屋外での実験もよく行います(近くだと,和地山公園,佐鳴湖。遠方だと,県内県外,南アルプス。さらに,アルゼンチンまで行った人もいました)。
Q : 先生(橋本)はどうして画像研究を始めたのですか?
A : この理由は単純です。取り組みやすいからです。というのも,人間の視覚(眼)がとても優秀で,コンピュータで画像処理した結果が正解かどうかが「一目で」わかります(一般的に研究では,実験結果が正しいかどうかが,なかなか分からないものです)。
そして何より,橋本のライフテーマとして,人間のような視覚機能=「ロボットの眼」を作ることを目指しており,そのために画像研究に没頭しています。